Fact Check (メディア各社へ)

 

各社に対し、当店の正しい情報を提供していただくためにも、可能であれば事実確認(Fact check)の機会を設けていただけると安心です。そうでないケースも多々あり間違った形で伝わっていくこともあります。( ”ペン”が”料理”に勝る権力をもっていると感じさせられたことが多々ありました)

また、店側の個人的権利にたいしてもマナーを守っていただくことをお願いいたします。

そこで、基本的な情報や注意事項を記述させていただき参考にしていただければとおもいます。今後、こちらのほうでも新たな更新事項がありましたら書き加えていきます。

 

当店の名称:

正式名称:SOTO (文字の場合はローマ字・大文字)

読みは 「そと」ですがひらがな、カタカナ、漢字での”そと”は正式名称ではありません。

名称の由来は、オーナーシェフの名前:小杉外博の外をローマ字にしたものです。

この名称は1995年にアトランタで独立開業して依頼、ニューヨーク、富山と変えずに使っています。

オーナ兼シェフ

小杉外博 (こすぎ そとひろ) 昭和36年、1月13日生まれ 

出生地:富山県射水市(旧新湊市)

オーナーシップ:単独

経歴:(別記述)

写真についての注意事項

​当店の写真(内装、料理、メニュー)を出版物に掲載される場合は必ず当店の使用許可と確認をお願いいたします。

取材についての注意事項

​1、「真実は皿の上にしかない」をモットーとしておりますのでメディア露出目的の取材に対しては積極的に取り組むことはございません。

ただし、社会のため、地域のため、料理界のために有益であると判断した取材要求に対しては、時間が許す限り積極的に協力させてもらうよう努めます。まずは主旨を明確に(シンプルに)記述しEメールで連絡ください。

2、取材を受けてもその主旨が当店の経営哲学に沿わないと判断した場合は掲載を拒否いたします。万が一、個人の権利を尊重されなかった場合は法的処置に頼らざる終えない場合もございますが、できる限り争いごとは避け料理に集中したいのでマナーは守ってください。

 

料理の分野・レストランとして当店を区分される場合

一般の顧客イメージからすると、当店のスタイルは、寿司店(専門店)と区分しがたく、かといって日本料理、懐石、とも区分できず、

既存の区分に当てはめようとするとすこし誤解を招く可能性もあり、ご来店になられてから困惑されたりすることもございます。

しいて区分として使っていただくとしたら、Japaneseレストランとしていただければ誤解なく伝わるかとおもいます。

(Japanese レストランというカテゴリーを希望する理由・現在の料理に至った理由)

私が富山で修行を終え、アメリカで寿司職人として渡米した当時(1986年)のアメリカ人は生魚を食べることを恐れていました。アメリカ人にとっても日本人にとっても、生(加熱殺菌しない食べ物)を素手で形成、盛り付けし、それを自分の体に入れる。もし逆の立場の自分だったらどうだろう?とおもうとアメリカ人が寿司を食べだしてくれたことには感謝が尽きません。日本を伝える側の自分としては、その信頼にこたえるべく、料理は美しく、衛生観念はどの民族よりも高い意識をもち、味、見た目ともに魚の悪い部分を決してださない素材管理や技法、これらの重要な役割を自らのテーマとしてSOTOの料理スタイルを築きあげてまいりました。生の魚が怖いものだとか、臭いものだとか、彼らがもっていた悪いイメージを払拭し、新たな喜びを与えていきたいと自負しながらアメリカでの料理人生を過ごしてまいりました。

 

渡米当時、26歳の自分はアメリカ人が恐る恐る生魚を食べる様子をみて、これをいつか笑顔にしてみたい!との使命感を得ました。

当時の彼らはウニを食べるなどもってのほかという感覚。アメリカカリフォルニア産のウニは絶品でした、何とか伝えたいとおもいました。そこで、ウニをムースにしてみたり、天ぷらにしてみたり、フラン調の盛り付けにした茶碗蒸しに裏ごしでウニを入れたり。また別の例では、海苔にしても“Black paper??”といって恐れていました。逆の立場だったら食べるのが怖い気持ちもわかります。そこで私たちは、裏巻きでロールとして巻物を浸透させようとしていたのです。茶碗蒸しをディナーで提供しても”玉子は朝たべるものでディナーでたべるものではない!といわれたこともありました。寿司ブーム、和食ブームを牽引する役割をもっていた私たちにとって、彼らのこういう既成概念を払拭しながら新たな世界に導くことに努めていたわけです。同時に、それが自らの成功への鍵でもありました。

フュージョンとか創作といわれても仕方がありませんが、彼ら(外国人)の受け入れられる感覚と私たち日本人の伝えたい感覚をよく理解し、少しずつ融合・調和させながら本来の日本の伝統文化に近づいてきてもらおうという長期的な計画でした。

SOTOを開店して今年で25年になります。アメリカで彼らが体験したことのない味の分野に切り込み、彼らの許容範囲を広めていくのが楽しくて仕方がなかった時代もありました。無我夢中で試行錯誤しながらなんとか現地の人たちを喜ばせようという強い気持ちで料理をしてきた結果が今のSOTOの料理スタイルとして確立されたのだと振り返ります。

 

ですので、正統派の日本料理、伝統的な寿司とはすこし違った個性がでています。生き残るために必要に迫られて派生していった個性だと考えていただき、私の経歴からの産物だと思って楽しんでいただければ幸いです。

ただ、素材かわれば料理も変わります。米国時代と同じことはできません。富山湾の鮮度のよさを生かすことも鍵で、米国時代にくらべて派手さや複雑さが排除されていく傾向にあります。素材そのものの持ち味と富山ならではの新鮮さに焦点をとり、毎日真摯な気持ちで素材と向き合い、今後も富山らしい料理として向上させていきたいと考えています。

「手に入る限りの素材を使い、なんとかしてアメリカ人を喜ばせたい!」という動機によって築かれたスタイルに加え、富山の地の利である、多種多様の水産物が朝獲れの鮮度で手にはいることから富山ならではの、新たな料理の可能性を見つけていこうという動機による新たなスタイル、この二つの絡み合った形が現在・そして今後の私の料理スタイルとして成長していくのではないかと信じています。

 

当店のレストランカテゴリーの結論ですが、(ときどきお客様からも、この店はすし屋?懐石?日本料理?創作和食?などと聞かれますが、どれもしっくりいきません。)

当店のカテゴリーはJapanese Restaurantのままでよいのではないかと考えます。

 

店主:小杉外博